モデムちゃん放置で、NFT制作にハマってます
最近、モデムちゃんのことはすっかり放置して、
ずっとNFTの制作にハマってる。
本当に自分でも意外なくらい、いろんな画像を作ってはアップしてる。
けど、これが思ってたより大変で、現実はけっこう泥臭い。
NFTの画像をアップロードする場所って、「IPFS」や「Arweave」とか色々あるらしい。
最初は「IPFSのほうが簡単そう」と思ってた。
実際、調べると「無料」「簡単」「ワンクリックでOK」みたいな記事が山ほど出てくる。
でも、自分はどうせやるなら「200年消えない」ってキャッチコピーに惹かれて、
Arweaveを選んだ。
…正直、これが全部の始まりだった。
Arweaveで画像をアップしてNFTを作る――って、言葉だけなら簡単そうだけど、
現実はめちゃくちゃ面倒くさい。
まずコマンドを叩いて、専用のソースを書いて、
コントラクト(スマートコントラクト)を自分で用意したり、
ウォレットの管理も全部自己責任。
ちょっとコマンドを間違えただけで「アップ失敗」、
ファイル名や保存場所、画像サイズひとつでエラーが出たり、
ノードやネットワークが混んでれば反映されるまで何十分も待たされることもザラ。
解説サイトや公式ドキュメントは「簡単にできます!」って雰囲気だけど、
実際やると「毎回どこかで詰まる」のが普通。
しかも、NFTで使うAR(Arweave)やPOL(Polygon)みたいな仮想通貨も、
日本の取引所じゃ直接買えない。
だからまずビットコインやイーサリアムを買って、海外取引所に送って、
そこからARやPOLに交換して、自分のウォレットに送金――
手数料も何度も取られるし、一歩間違えたら資金ロスト。
「買うだけで一苦労」ってのが現実だった。
正直、「200年消えない」って本当に必要だったのか?
「IPFSでよかったんじゃないか?」と自問自答することもある。
でも、苦労してここまで来たからには、
今さら後戻りする気もない。
それでも、「消えない」「永久に残る」っていう感覚は、
今までのネットやクラウドとまるで違う。
自分が適当に描いた1枚でも、アップすれば“永遠に保存される”っていう現実が、
ちょっと怖くもあり、逆にワクワクもする。
制作自体は地味な作業の連続。
ファイル名が日本語だとエラーが出たり、
ネットワークが混んでいて何時間も反映されなかったり、
ガス代やコマンドの書き間違いで「またやり直し」なんて日もザラ。
思ったよりスパッと進まないし、
むしろ「なんでこんなことにハマってるんだろう?」って自分で思うくらい。
誰かに見せたいとか、売りたいとか、正直そういうモチベじゃなくて、
「今日の自分の記録」「未来の自分への証拠」みたいな感覚。
作って、アップして、失敗して、また直して。
その繰り返しの中で、「自分だけの意味」を見つけてる感じがある。
モデムちゃんのことも、そのうちまた手を付けるだろうけど、
今はNFT制作の泥臭い現場にどっぷり浸かってる。
これが今のリアルな自分。