安物買いの銭失い?中古パソコンで後悔しない選び方
中古パソコンって、安くて魅力的ですよね。
でも、ちょっと待ってください。
最近、「CPUの世代によってWindowsのアップデートができない」という現象が起きてるのをご存知でしょうか?
実はその裏には、ちょっとした“すぶすぶ感”が潜んでいるんです。
◆ WindowsとCPUメーカーは“ちょっと仲が良すぎる”
Windows 11が登場してから、「第7世代以前のIntel CPUは非対応」「Ryzen 1000番台はサポート外」という線引きがされました。
表向きの理由は“セキュリティ”ですが、実際は買い替え促進の意味合いが濃厚。
「古いパソコンはもうやめて、新しいのにしようよ」っていう、MicrosoftとIntel/AMDのすぶすぶな連携を感じずにはいられません。
◆ Windows 11がインストールできても“未来が閉ざされる”ことがある
古いCPUでもレジストリをいじればWindows 11をインストールできます。
でも、次の大型アップデート(例:23H2→24H2)で、
「このPCではこのバージョンのWindowsを実行できません」
と門前払いされる可能性が。
今は動いていても、次の更新でアウト。
つまり「今使える」は「これからも使える」とは限らないのです。
◆ ノートPCのバッテリーは“死んでる前提”で考えよう
中古ノートパソコンでありがちな誤解:
「中古だけどちゃんと充電できるでしょ?」
現実はこうです。
- フル充電でも30分もたない
- ACアダプターを抜くと即落ちる
- バッテリー劣化の表記がなかったとしても“それが普通”の世界
「据え置き用として電源つなぎっぱなしで使う」前提なら問題なし。
でもモバイル用途なら交換できるバッテリーが手に入るか確認してから買うべきです。
◆ 「交換できるバッテリー」なんて、もう都市伝説レベル
昔のThinkPadやLet’s noteみたいに、パカッと外せるバッテリーを持ったノートは今や絶滅危惧種。
- 今のノートはバッテリー内蔵型が主流
- 分解しないと交換できない
- 互換バッテリーは少ないし、品質も不安
- 純正は高すぎるか、そもそも一般人は入手できない
結論としては、「交換できる」と思わない方が身のためです。
◆ 「動作確認済み」は“とりあえず起動した”って意味のときもある
中古業者がよく使う「動作確認済み」は、安心材料とは限りません。
- ファンが爆音でも
- キーボードが一部反応しなくても
- バッテリーが寿命でも
「電源入ればOK」って感覚の業者も多いです。
そのへんを理解してないと、「買ってすぐ修理」コースまっしぐら。
◆ 安く買ったはずなのに、結局高くつく
最初は安くても、あとから手を入れないと使い物にならないケースも。
- HDD → SSD換装:5,000円〜
- メモリ増設:3,000円〜
- バッテリー交換(可能なら):7,000円〜
結果、新品より割高になることも普通にあります。
◆ 結論:「CPU」「バッテリー」「アップデート」には要注意
今どきの中古パソコン選びで、最低限チェックしたいポイントは以下の3つ:
- 第8世代以降のCPUか?(Windows 11の未来を考える)
- バッテリーは死んでると思え(据え置きで使う前提)
- 次のWindowsアップデートに耐えられる構成か?
ここを抑えてないと、いくら安くても「短命」なパソコンを買ってしまうことに。
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