自宅の蛇口を交換してみたら、ガス代が半額になった話。
先日、自宅のキッチン蛇口を交換しました。
古いタイプで、ツーハンドル式の混合栓。
水とお湯のハンドルが分かれていて、きっちり真ん中で止めないと、水が止まらない&片方から漏れるという、ちょっとクセのあるタイプでした。

さらに厄介だったのが、カランとシャワーの切り替え。
中間で止めたつもりでも、なんとなく片方から水が出ている…。
レバーを中間で止めたつもりでも、ほんのわずかに傾いてるだけで水が出続けてしまう。
カチッとも言わないし、見た目も真ん中だから止まってると思い込んでしまうけど、実際にはどっちかの口からジワジワ水(あるいはお湯)が出てることがある。
しかも、音がしないから気づきづらい。まさに“静かなる出費”の罠。
混合栓の“真ん中”は、安全地帯じゃない
今回交換した蛇口もそうだったけど、混合栓ってレバーを水にした、でも水ではないというケースがある。
実際は、水とお湯が同時にちょっとずつ出てる設計なの?って思うくらい微妙な構造になってる。

見た目は水っぽいけど、触っても水。だけど本当は少しお湯。
つまり、お湯=ガスが燃えてるってこと。
うちはプロパンガス。嫌な予感しかしない。
試しに、「お湯の元栓を止めて」みた
これは検証するしかないと思って、キッチンの給湯側の元栓を思い切って閉じてみました。
洗い物はちょっと冷たいけど、水しか出ないなら、本当にガスを使ってたかどうか分かるはず。
結果:ガス代が 1万円 → 5000円に
1ヶ月後、ガスの請求を見て驚いた。
まさかの半額。
つまり、今まで水だと思ってた水は、実はお湯で、
蛇口からジワジワ出てる間、ガスがずっと燃えてたってこと。
気づかずにずーっと、静かに、確実に、お金を燃やしてた。
新しい蛇口に交換して良かったこと

- シングルレバー式で、きっちり止まる
- カラン/シャワーの切り替えもパチッと明確
- 見た目も綺麗になって気分がいい
- そして、無駄なガスが流れない
💡 教訓:
「壊れてないからまだ大丈夫」じゃなくて、
「無駄が出てないか?」で見直すべき。
そして、混合栓という罠に気づけたことが、最大の収穫だった。
蛇口ひとつ変えるだけで、生活の質も、光熱費も変わるかもしれない。
今回はそんな、自宅で起きた“静かな浪費”の話でした。
🔧 ミウラワークでも蛇口交換、やってます
今回のような蛇口の交換作業、miura.workでも対応可能です。
「これ自分でできるかな?」「工具がない…」「水漏れが心配…」そんな時はご相談ください。
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